簡化24式太極拳~型十七から二十四
2016/07/22
簡化24式太極拳、型 十七から二十四 演◇シャンベン老師
左から右に身体を移し、右足を降ろすとき左足より遠すぎたり近すぎたりしないよう、身体を回しやすい程度にします。身体を回すときに重心を安定させて、身体が上下に起伏しないようにし、手の動きとあわせて行います。
足を踏み出すときに横幅は30センチくらいです。両手の動作は胸の前に抱えているボールを右(左)前上方に向かって回しながら動かします。
★注意点★ 身体がねじれたり、腰を左右に曲げないように注意しましょう。
両手は身体を回しながら弧を描きますが、肩があがりすぎないように気をつけます。掌は耳の横より斜め前方下段にまっすぐ縦に降ろします。右手を縦に刺す動作と同時に、身体をやや前に傾けます。おしりを突き出したり、腰を曲げたりしないよう注意しましょう。
弓歩の時に、両足の横幅は10センチくらいになるようにします。左手を押し出す時、右手は上に支えつつ、意識的にやや後ろに引っ張るようにしましょう。
身体の向きを変える時に、重心は十分に右足に移してから左足に戻します。右拳は軽く握り、腕はゆっくりと内側に回転させてから外側に回転させ右腰の傍でとめます。拳は上に向け、前方に突き出す時に右肩は拳に従い前へと伸ばし、肩と肘を下に下げます。右腕は少し曲げます。
左手は右手首の下より前に出しながら、掌を翻して上に向けます。両手をひるがえして開く時、両腕はリラックスさせます。右拳は掌に変えて上に向け、両手を少し分け開き、重心を前後に移す時は状態をまっすぐに保ちます。
お腹の前で交差するときに、右手が内側、左手が外側になるようにします。両掌は自分の方に向いています。手を持ち上げる時、出来るだけ手を張り出すように意識して持ち上げていきます。手は丸く大きく張り出します。
両手を肩幅に開いて、それから序々に手を降ろしていきます。気持ちを落ち着けてから、序々に重心を右足に乗せて、左足を寄せていきましょう。
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